今回の秋華賞のポイント！
【傾向】
京都芝2000mはスタートして最初のコーナーまでが309ｍと短くポジション争いが激化しスローペースになりにくい、最後の直線は328ｍと短いが3コーナーから動く馬が多く意外と差し届いている。
過去10年の勝ち馬の上がりは33秒台が3頭、34秒台が6頭と速い上がりは重要ではない。過去10年では上がり最速馬は5頭3着以内に入っている。
過去10年で4角6番手以降の馬が4回勝っている。直線は短いがタフなレースになりやすく、差し馬が活躍するケースも多い。
【枠順】枠はやや内枠有利だがそれほど差はない。
【展開】逃げ先行馬が外枠に入りミドル～ハイペースになりそう。
【馬券】有力馬が万全の状態とは言い難く、重馬場の影響もあり、大波乱の可能性もある。
【馬場状態】33秒台も出ていてキレイな状態だが雨の影響が心配。
・ハイペースの可能性あり
・オークスからの直行組で馬券に絡んだのは過去10年で別格アーモンドアイ1頭のみ、距離不安の馬も多く波乱の予感も…
【予想】
◎ ⑰エスポワール
【強調材料】
2000mは1.1.0.0と得意の距離、京都コースは新馬戦3着が1回だがそのレースの1.2.4着馬は、後の牡馬の重賞組なので問題なし
前走のシンガポール賞は重馬場で2.00.8で古馬牡馬に4馬身差の圧勝、同日の500万以下のタイムが2.03.2で勝ち馬は京成杯3着の3歳牡馬、なので優秀だろう。
休み明けは5ヶ月ぶりで勝ち鞍があり問題なし。
距離・重馬場ともに得意で、デムーロが騎乗を熱望していたことからも勝ちきる力はありそうだ。
全成績3.1.1.0と底を見せておらず、負けたレースも全て0.2秒差以内と崩れる可能性も低い。
【不安材料】
デムーロ→シュタルケ騎手テン乗り
外枠
○ ①ダノンファンタジー
【強調材料】
前走は有力メンバーのレースをスローから差し切りの強い勝ち方
引き続き川田騎手、1番枠で馬ごみに入れれるので掛からないかも、
2番枠の馬が回避でさらに有利に、力は1番と思われる、8番枠で自在に動ける
【不安材料】
重馬場未経験、内で進路がなくなる可能性
掛かる可能性があり、
▲ ⑧カレンブーケドール
【強調材料】
オークス組最先着場、オークスでダノンやクロノに0.5秒差先着、今回もタフなレースになりそうなので有力候補
8番枠も競馬がしやすい、前走は苦手な瞬発力勝負で差のない3着なので問題なし
【不安材料】
関西初、重馬場未経験
瞬発力は苦手、津村騎手
△ ⑤クロノジェネシス
【強調材料】
桜花賞とオークスで3着と実力上位馬、小倉の稍重で勝っていて小回りも道悪もこなせるかも、引き続き北村友騎手が騎乗、
【不安材料】
速い上がりを使っていて重以上の馬場未経験、オークスから直行のローテーション
△ ③ブランノワール
【強調材料】
稍重馬場で2勝しており重馬場はこなせそう、先行できる内枠の馬
前走3馬身差の完勝で勢いあり
【不安材料】
2000ｍ以上のレース未経験
チューリップ賞でダノンに完敗6着
★ ⑨シャドウディーヴァ
【強調材料】
オークスでダノンとクロノと僅差、同距離のフローラSで紫苑S1.2着馬に先着している、
稍重馬場で4馬身差圧勝しており重馬場もこなせそう、前走ローズSは9着だが直線で行き場がなくなり最後は流していて見直せる
【不安材料】
岩田→松山騎手に乗り替わり
スローペース、後方のポジション
☆ ⑮コントラチェック
【強調材料】
逃げたレースは全て強い勝ち方、ルメール騎手、
【不安材料】
いつも内枠で今回は外枠、ハイペース、初輸送、重馬場、オークスから直行
☆ ⑬サトノダムゼル
【強調材料】
重馬場で2勝、3戦3勝の無敗馬、
【不安材料】
外枠、メンバー強化、関西初、2000ｍ以上未経験
・外枠に逃げ馬がいてハイペースになりそう、2017年のようなスタミナタイプの好走に注意しておきたい
【馬人の予想 結論】
内回りコースだが意外と中段からの外差しが決まりやすいレース、外枠も大きな不利にはならない。重賞初挑戦で実績は弱いが新馬戦で神戸新聞杯3着のワールドプレミアと0.1秒差で、実績組と大きな差はない。
実績組が道悪や距離やローテーションの不安があるので、その不安が少ないこの馬を軸にしたい。
道悪とトリッキーなコースで大荒れの可能性がある。
14番人気、単勝45倍前後。
1勝馬だがオークスで今回の人気馬たちと差のない競馬をしている。
このレースはオークスのようなペースになりそうなので馬券内の見込みあり。大きく負けたのは前走のみで、敗因もはっきり。稍重で圧勝していて道悪もプラスかも、大きく人気を落としたここは狙い目だ！
3連複フォーメーション ⑰－①⑧⑨－①③⑤⑧⑨⑬⑮ 15点