今回のチャンピオンズカップのポイント!
【傾向】
中京ダート1800mはスタートして最初のコーナーまでが短めで、最後の直線は410mと長い。
過去10年の勝ち馬の上がりは35秒台が3頭、36秒台が4頭、37秒台が3頭と速い上がりはあったほうがよい。過去10年では上がり最速馬は8頭も3着以内に入っている。
過去10年で4角6番手以内の馬が7回勝っている。
【枠順】枠はやや内枠有利。
【展開】逃げ、先行馬は少なくミドルペースの可能性あり。
【馬券】絶対的な馬が不在だが、有力馬がいい枠に入り大荒れの可能性は少ない。
【馬場状態】良馬場予想でやや力のいる馬場状態か。
・過去10年で馬券内に入った馬は30頭中20頭が500キロ以上の馬体重だった、後の10頭も470キロ以上
・過去3年の勝ち時計が全て1.50.1なので目安にしやすい
【予想】
◎ ⑤クリソベリル
【強調材料】
例年より1キロ軽い55キロで出走できる、全てのレースで0.6秒差以上の圧勝で上がりは全て2位以内、日本テレビ盃は過去2年より速い時計でその勝ち馬はケイティブレイブとアポロケンタッキーで共にG1馬、
前走で1.6秒差をつけたノンコノユメは6月の帝王賞でオメガパフュームと0.2差、チュウワウィザードとアタマ差、0.8差のロンドンタウンは10月の南部杯でゴールドドリームと0.3秒差
【不安材料】
馬ごみで揉まれた経験がない、
速い時計がない、古馬G1級と未対戦
○ ③チュウワウィザード
【強調材料】
13戦して全て3着以内と安定感がある、ここ9戦は6.3.0.0と本格化、
オメガパフュームとは3戦2勝、このレースと相性がいいJBCクラシックを勝った、自在のポジションでどんなペースにも対応できる、
【不安材料】
川田→福永騎手に乗り替わり、パンチ不足、後方ポジションの可能性
▲ ④インティ
【強調材料】
前走は前半3ハロン34.9のハイペースで斤量59キロで大外枠で4角大不利なので完全度外視。1800m1.50.1の持ち時計はここ3年の勝ちタイム。逃げ馬不在で展開が向く、川田→武騎手に戻る
前半3ハロン36秒前後で1000m通過60~61秒くらいが今までのこの馬の勝ちパターンで、このレース過去3年の前半3ハロンは36.3、36.2、37.1で1000m通過は60.6、61.6、61.9なのでレース傾向とも合う
【不安材料】
ハイペース、他馬の特攻逃げなどで自分のレースができないとき
△ ⑪ゴールドドリーム
【強調材料】
引き続きルメール騎手騎乗、ここ10戦全て上がり3位以内で全てG1とハイレベル、
ペースが速くない時は34~35秒台の速い脚を使える、中段から競馬ができる、一昨年の勝ち馬
【不安材料】
前走敗れた相手はG3で勝ち負けしている馬たちで衰えが心配
ハイペース、他の有力馬に比べると枠が外
△ ⑥オメガパフューム
【強調材料】
東京大賞典や帝王賞を勝ったようにハイペースに強い、重馬場得意、
【不安材料】
デムーロ→デットーリ騎手にテン乗り替わり、追い込みポジション、スローペース、中央左回り0.0.1.2、450キロくらいの馬体重
やや重以上の馬場4.1.1.0だが良馬場2.2.1.2、チャンピオンズカップとフェブラリーSで大敗
★ ⑬ワイドファラオ
【強調材料】
55キロで出走、引き続きデムーロ騎手、前走は古馬と同斤量でハイペースで先行して4角不利なので度外視、3走前は前半33.9秒で逃げて逃げ切り勝ち、
スピードがあるので外枠からでも楽に先行できそう。
【不安材料】
外枠、古馬G1級と未対戦
☆ ⑧ウェスタールンド
【強調材料】
前走はハイペースの中を早めに動いていって0.1秒差3着なので上位3頭の中では1番強い競馬をした、叩き2走目、8番枠も競馬がしやすい。
引き続きスミヨン騎手が騎乗。
【不安材料】
7歳、2走前のアンタレスステークスでは今までの末脚より鈍っていた、
後方ポジション、スローペース
☆ ①タイムフライヤー
【強調材料】
1番枠、マーフィー騎手、外人ジョッキーの最内枠
【不安材料】
実力不足、ダート未勝利
・ペース次第で大きく順位が変わりそう
【馬人の予想 結論】
ここまで5戦全て圧勝で、ディープインパクトのような4角マクリでさらに突き放す強い競馬をしている。内枠に入ったので揉まれる心配はあるが、この強さで55キロでの出走はかなり有利。相手関係を心配されているが前走で負かした馬の着差比較から、杞憂に終わるのでないだろうか。
デビュー2戦目で、古馬1000万以下のタイムと上がりを鞭を入れずに上回っているし、ハイペースにならなさそうなので時計の心配もそれほどしなくても良いだろう。すぐ内のインティを見ながら昨年のルヴァンスレーヴのような先行策を取れば圧勝まである。
10番人気、単勝80倍前後。
前走のみやこSの大敗と外枠で人気急落。しかし前走はハイペース先行と斤量と4角不利で度外視、外枠は一昨年にテイエムジンソクが同じ13番枠から先行して2着に入っている。
この馬は前半3ハロン33.9秒で逃げるスピードがあり、前走も激しい先行争いの中楽々好位のポジションを取っていたし、先行総崩れの中で4角の手ごたえも良かったのでスタミナもありそう。ペースが落ち着き、すんなり先行できれば十分馬券内もある。さらに他馬比較で2キロ減の55キロで出走できるのも有利だ。
3連複フォーメーション ⑤ー③④⑬ー③④⑥⑧⑪⑬ 12点