今回のオールカマーのポイント!
【傾向】
中山芝2200mはスタートして最初のコーナーまでが432mと長い。直線は310mと短いが内回りなので瞬発力勝負になりにくくタフな競馬になりやすい。
過去10年の勝ち馬の上がりは33秒台が2頭、34秒台が7頭と速い上がりは重要ではない。過去10年では上がり最速馬は7頭も3着以内に入っている。
過去10年で4角4番手以内の馬が7回勝っている。内回りなので4角である程度のポジションにいた方が良い。
【枠順】枠の有利不利はそれほどない。
【展開】先行馬は少ないが逃げ馬次第でミドルペースの可能性あり。
【馬券】時計と上がりがかかる馬場で荒れる要素はあり。当日の馬場状態に注意。
【馬場状態】今週からBコースで内柵が3m外に移動する。野芝で時計がかかる状態。雨が降ったら稍重~重くらいになるかも。
・頭数が少なくペースが落ち着く可能性も
・先週は36~37秒台の上がりで勝っている馬もいて、例年とは全く違う馬場状態
【予想】
◎ ⑤ジェネラーレウーノ
【強調材料】
上がり37.6秒で3着の皐月賞、今回の馬場がこの馬の競馬にピッタリ。
先週も36~37秒で勝つ馬もいて、特殊な馬場状態。
昨年のセントライト記念は重馬場で2.11.5の上り35.6。今年は良馬場で2.15.0の上り37.0。例年とは全く別の状態と考えた方が良い。
この馬が馬券外になったレースは全てスローの瞬発力勝負。今回は良馬場で37秒の上りで勝てる馬場。1年8か月ぶりだが坂路で50.6のタイムを出しておりいきなり走れそう。コース適性と馬場適性はNO.1。
単騎逃げから上り37秒で残れる。
【不安材料】
久々、スローペース
○ ⑧カレンブーケドール
【強調材料】
道悪0.3.0.0でこなせる。
ペース不問、展開不問で堅実に走れる。
G1を3連続2着で実績上位。
【不安材料】
重賞未勝利、中山コースの適性?
▲ ①クレッシェンドラブ
【強調材料】
3走前の福島記念でミッキー、ステイに勝っている。
昨年のオールカマーでミッキーと同斤量で0.2秒差。馬場と臨戦過程で逆転可能。
【不安材料】
実績不足、後方ポジション
△ ⑦ステイフーリッシュ
【強調材料】
相手なりに走るタイプで、先行もでき道悪も問題なし。
今年1月のAJCCでミッキーに先着。G2G3は良成績。
【不安材料】
パンチ不足、2年以上未勝利
☆ ③ミッキスワロー
【強調材料】
末脚は1番。
小頭数でスムーズに競馬ができる。
【不安材料】
後方ポジション、叩き良化型、道悪
・天気次第で重馬場の可能性あり
【馬人の予想 結論】
本来なら穴馬での推奨馬だが、フィエールマンの回避、特殊な馬場状態と展開とコース相性で軸馬に。
屈腱炎で1年8ヶ月ぶりの競馬だが、調教を見るかぎり問題はなさそう。
東京では用がない馬なので、この特殊馬場の今が狙い目。
4番人気、単勝8倍前後。
穴馬を軸馬にしてしまったため、この馬を穴馬に推奨する。
福島と中山コース専用馬。ミッキーやステイと差のない競馬をしているので先着する可能性は低くない。
3連複フォーメーション ⑤-①⑦⑧-①③⑦⑧ 6点