2020年有馬記念の無料競馬予想　軸馬と穴馬はコレだ！

今回の有馬記念のポイント！

【傾向】
中山芝2500mはスタートして最初のコーナーまでが短く、最後の直線は293ｍと短い。

過去10年の勝ち馬の上がりは33秒台が1頭、34秒台が5頭、35秒台が3頭と速い上がりは重要ではない。過去10年では上がり最速馬は5頭3着以内に入っている。

過去10年で4角5番手以内の馬が8回勝っている。

【枠順】枠は内枠有利。

【展開】逃げが2頭、ミドル～ハイペースの可能性あり。

【馬券】絶対的な馬が不在、大波乱もあるかも。

【馬場状態】先週は勝ち馬の上がり35～36秒台。例年よりもかなり荒れた馬場状態。

【予想】

◎　　⑨クロノジェネシス

【強調材料】
道悪4.0.0.0で着差は全て0.3秒差以上と道悪は鬼の部類かも。宝塚記念は6馬身差の大楽勝、覚醒した感あり。
ペース不問、展開不問、馬場不問で堅実に走れる。大阪杯2着は終始外を回り勝ったラッキーとは通ったコースの差、唯一馬券外になったエリ女は直線ラブズオンリーユーに何回か進路をカットされて、不完全燃焼でも0.3秒差5着なので問題なし。良馬場でも全て0.4秒差以内で弱い競馬はしていない。前走の天皇賞・秋は瞬発力勝負でフィエールマンとクビ差、今回は適性と展開で逆転できる。

【不安材料】
良馬場時は（2.2.3.1）、勝ったG1は全て道悪、2400m以上の距離で勝ちなし

○　⑩カレンブーケドール

【強調材料】
前走のJCは最強クラスのメンバーで無敗３冠馬2頭にタイム差なし4着。　先行〜中段のポジションでどんな競馬でも対応できる。　2400ｍのG1で2着2回4着1回とスタミナもある。良馬場ならオークスのように◎を逆転の可能性もあり

【不安材料】
重賞未勝利、パンチ不足

▲　　⑬フィエールマン

【強調材料】
菊花賞と天皇賞春の勝ち馬。ルメール騎手。
凱旋門賞惨敗は度外視可能
前走天皇賞秋は好メンバーで上がり最速の2着で強い競馬。

【不安材料】
スローの瞬発力勝負が得意、後方ポジションの可能性、外枠、

△　⑦ラッキーライラック

【強調材料】
エリザベス女王杯を連覇、今回も同じ非根幹距離。大阪杯で牡馬の1線級相手に内回りコースで勝っている。
香港ヴァ―ズで2400ｍを外を回りながら2着でスタミナもある。

【不安材料】
タフな展開、エリ女も大阪杯もスローだったのでタフな展開よりスローのほうがよさそう、道悪、札幌記念を3着完敗で衰え心配

★　①バビット

【強調材料】
前走の菊花賞10着は逃げ馬潰しにあって乱ペースに巻き込まれたので度外視。
セントライト記念は2.15.0で快勝。翌週のオールカマーはやや重で2.15.5だったので古馬戦は初めてでも通用しそう。

1番枠。2の脚が早いので前にいける可能性は高い。

【不安材料】
キセキの逃げ。
古馬初対戦、3歳のレベル、スタミナ

☆　⑥キセキ

【強調材料】
昨年の有馬記念でアーモンドアイに先着。前々走は超スローからの瞬発力勝負、前走は自爆逃げで度外視。
自在性あり、タフな馬場も得意。

【不安材料】
相手強化、ポジション不安定、制御不能の逃げ

☆　⑦ワールドプレミア

【強調材料】

好相性の菊花賞馬、昨年はフィエールマンよりも先着。武騎手

【不安材料】
菊花賞は内内でハマった競馬、昨年の有馬記念は追い込み天国がハマった。内回りコースでは強くない、3～4角で置かれることが多いので本来このレース向きではない、

☆　④ラヴズオンリーユー

【強調材料】
前走はラッキーと0.1秒差。2000m以上は3着以下なしでスタミナはありそう。内枠。

【不安材料】
中山コース初、重馬場苦手、速い馬場の方が良績、
タフ馬場

【馬人の予想　結論】

好メンバーで良馬場の高速上りの天皇賞秋で好走し、改めて強くなったと感じた。有馬記念は他のレースよりも外枠不利が大きく紛れもあるが、9番枠からならどのポジションもとれるし、内で包まれず大きな不利も受けにくいのでこの馬強さを発揮できるだろう。

怖いのはズブズブのスタミナ勝負だけだが、負けたレースも全て0.4秒差以内の堅実さで軸にふさわしい。

9番人気、単勝25倍前後。

菊花賞の惨敗はレース前からキメラヴェリテの逃げ馬潰し登録で分かっていたこと。それ以外は4連勝で強い競馬をしていた。

1番枠から速い2の脚で楽に先頭に立てそうな今回は狙い目。スタートに難のあるキセキが出遅れれば単騎逃げ濃厚。福島と中山コースなどの直線の短いコースで圧勝しており適性も高そう。前走で理由ありの惨敗をした逃げ馬、穴狙いの定番です。