今回の菊花賞のポイント!
【傾向】
阪神内まわり芝3000mは最初のコーナーまでが長めで、ハイペースになりにくい。
過去10年の勝ち馬の上がりは34秒台が2頭、35秒台が5頭、36秒台以上が3頭と速い上がりは重要ではない。過去10年では上がり最速馬は10頭が3着以内に入っている。
過去5年で4角4番手以内の馬が10回勝っている。
【展開】逃げ先行馬は多い、ペースは読みにくいがスローかミドルぐらいか。
【馬券】G1で勝てなかったメンバー、波乱含み。
【馬場状態】先週の秋華賞がやや遅めの平均ペースで上がり最速35.5秒。やや力のいる馬場状態だが内も残っていた。
・逃げ馬候補は3頭いるのでペースが読みづらい
・上がりがかかる馬場で切れる脚は重要ではない
【予想】
◎ ⑭ステラヴェローチェ
【強調材料】
全てのレースで上がり3位以内、今のところ末脚堅実で不発はない。条件不問。
戦ってきた相手は1線級でG1を(0.1.2.0)とここでは断トツの実績上位。
内差しも外差しも経験済みで操縦性が高い。ダービー3着は大外を回した分の差。
晴雨兼用。
【不安材料】
後ろ過ぎるポジション、マクリができるか
○ ③タイトルホルダー
【強調材料】
皐月賞2着時のような上がりがかかるタフな展開が得意で、今回はハマりそう。
前走のセントライト記念は1番人気で13着、内で進路がなく詰まりまくってずっと手綱を押さえたままゴール、全く競馬をしておらず完全度外視。
弥生賞で安田記念3着のシュネルマイスター、皐月賞で◎ステラヴェローチェに先着した実力馬。内回りなら逆転まであり。
【不安材料】
関西遠征未経験、瞬発力勝負は苦手
▲ ⑤レッドジェネシス
【強調材料】
阪神2400mのゆきやなぎ賞でマクル競馬で完勝、自在性とスタミナあり。
ディープ産駒だが時計のかかる競馬のほうが好成績で、今回は向いている。
ダービー11着は、テン乗り横典騎手のポツン最後方&荒れた最内コースの影響で見直し可能。今回は川田騎手に戻る。
【不安材料】
人気過剰気味、良馬場で強い相手の実績なし
△ ⑪デヴァインラヴ
【強調材料】
条件戦上がりだが、前走で負かしたマカオンドールはG2、G3で3着の実力馬。
福永騎手が乗ってから負けなし。軽量。2600m勝ち。
【不安材料】
重賞未勝利、牝馬、1線級馬との力差
△ ⑱オーソクレース
【強調材料】
ルメール騎手、9か月ぶりを叩いて上昇。
全て3着以内と堅実な走り
【不安材料】
前走は力負け、関西初、2200mまでしか経験なし
☆ ②アサマノイタズラ
【強調材料】
前走のセントライト記念は上がり最速で完勝。
【不安材料】
ムラ駆け、関西初、皐月賞はしんがり負け
☆ ⑯グラティアス
【強調材料】
皐月賞0.7秒差、ダービー0.6秒差。
【不安材料】
前走負け過ぎ、関西初、
・内回りなので後ろ過ぎると届かない
【馬人の予想 結論】
今年のダービーのタイムは2.22.5、ここ10年で最も速い。しかも上がり33.4。前週のオークスが2.24.5だったので、レベルが高いレースだった。
ダービーの1.2.4.5着馬が不在なら、3着だったこの馬が勝つ可能性は高くなる。
阪神内回りなので過信できないが、押し出された軸馬だ。
13番人気、単勝70倍前後。
前走が弱すぎて人気急落。だがクラシックG1で善戦してきた実力馬、このメンバーなら1発あり。
単勝・複勝 ③
3連複フォーメーション ③⑭-③⑤⑭-②③⑤⑪⑭⑯⑱ 13点