今回の秋華賞のポイント!
【傾向】
京都芝2000mはスタートして最初のコーナーまでが309mと短くポジション争いが激化しスローペースになりにくい、最後の直線は328mと短いが3コーナーから動く馬が多く意外と差し届いている。
過去10年の勝ち馬の上がりは33秒台が2頭、34秒台が4頭と速い上がりは重要ではない。過去10年では上がり最速馬は8頭3着以内に入っている。
過去10年で4角6番手以降の馬が6回勝っている。直線は短いがタフなレースになりやすく、差し馬が活躍するケースも多い。
【枠順】枠はやや内枠有利だがそれほど差はない。
【展開】逃げ先行馬が内と外枠に入りミドル~ハイペースになりそう。
【馬券】実力は1強、ヒモ荒れはありそう。
【馬場状態】キレイな状態だが雨の影響が心配。
・内回りでスローになりにくいレース
・オークスからの直行組が5連続連対中
【予想】
◎ ⑥リバティーアイランド
【強調材料】
桜花賞、オークスをかなり強い勝ち方。
説明するまでもなく、牡馬を含めても世代最強馬。オークスのタイムはダービーよりも2.1秒速く、ここ10年でも1.2を争うレベル。
2着に負けたレースは大不利だった。
【不安材料】
後方ポジション、重馬場未経験、内回りコース
○ ②ハーパー
【強調材料】
スローペースでもハイペースでも1600mでも2400mでも堅実な走り。
引き続きルメール騎手、2番枠から先行して堅実なレースができそう。
【不安材料】
パンチ不足、内で出せない、人気ほど差はない
△ ⑤ドゥーラ
【強調材料】
オークスを15番人気で3着。フロックと思われがちだが、次のクィーンSで古馬相手に快勝。勝ち方も大外をまくって4角先頭に並んでの勝ちなので強い。この勝ち方は京都の内回りに必要で、今回のレースにマッチする。
【不安材料】
斉藤新騎手、後方ポジション、重馬場未経験
△ ⑦マスクトディーヴァ
【強調材料】
重馬場OK。ローズSをレコード勝ち。直線早めに抜け出し突き放す強い競馬。2000mの忘れな草賞は6着だったが、4角で外にふくれた為なので度外視可能。
【不安材料】
前走1番人気の馬は直線不利で2着、レコード駆けの反動、相手強化
★ ⑬ラヴェル
【強調材料】
大敗した桜花賞とローズSは直線で挟まれる不利があり度外視。 オークスでは先行勢で唯一掲示板に残った。2番人気のハーパーと0.1差。アルテミスSではいちおうリバティーアイランドに勝っている(リバティーは大不利)。
【不安材料】
外枠、出遅れ、重馬場未経験、坂井騎手
☆ ④コナコースト
【強調材料】
オークスは出遅れたので見直し可能、先行して堅実な成績。オークスでも直線半ばまで伸びていたので2000mはぎりぎりこなせそう。
【不安材料】
出遅れ、重馬場未経験、鮫島騎手、距離
☆ ⑮ヒップホップソウル
【強調材料】
重馬場OK。前走の紫苑Sは58.1-59.9のハイペース、前に厳しい流れで先行して2着は強い内容。オークスでも今回の人気馬とはそれほど差のない競馬。
【不安材料】
外枠、パンチ不足
☆ ⑧モリアーナ
【強調材料】
前走の紫苑Sは上がり最速で勝利。上がり2位との差は0.7秒と優秀。クイーンCでははーぱとタイム差なしのレースをしており通用する。
【不安材料】
横山典弘騎手で後方ポツンの可能性がかなり高い、前走は超ハイペースがハマった
・1強だが、その他の馬は大きな差はない
【馬人の予想 結論】
全てのレースが強い内容、現時点での実力は断トツで1番。
ほとんどのレースで次元が違う勝ち方をしていて、歴史的名馬になる可能性まである。
オークスのタイムと上がりは、過去10年と比較しても次週のダービーと比較しても優秀で、この馬の力を数字でも証明しているので実力は間違いない。重馬場も父父キングカメハメハならこなせそう。内回りコースが初めてで後方ポジションの可能性があるので100%ではないが、世代断トツのこの馬を軸とする。
11番人気、単勝50倍前後。
桜花賞11着、ローズS14着。
これがこの馬が人気にならない理由だが、2レースとも直線で不利を受けている。オークスで粘りに粘った末脚は内回りのタフなこのレースにぴったり。キタサンブラック×ダイワメジャーで重馬場やタフな展開も向きそう。オークスで0.1差のハーパーが2番人気でこの馬が11番人気なら狙い目だろう。
3連複フォーメーション ⑥-⑤⑥⑬-②④⑤⑦⑧⑬⑮ 15点