2023年大阪杯の無料競馬予想　軸馬と穴馬はコレだ！

今回の大阪杯のポイント！

【傾向】
阪神芝2000mはスタートして最初のコーナーまでが325mで登り坂があるため速くなりにくい。最後の直線は359ｍ、内回りなので瞬発力勝負になりにくくタフな競馬になりやすい。

G1になって過去6年の勝ち馬の上がりは33秒台が1頭、34秒台が2頭、35秒台が2頭と速い上がりはあった方が良い。過去6年では上がり最速馬は3頭、3着以内に入っている。

過去6年で4角5番手以内の馬が6回勝っている。内回りなので4角である程度のポジションにいた方が良い。

G1になってからは上がりより4角のポジションが重要になっている。

【枠順】枠はやや内枠有利。

【展開】逃げ馬が少ないのでスロー～ミドルペースの可能性あり。

【馬券】人気馬の実力は高いが少し荒れる要素はある。

【馬場状態】先週は雨で道悪開催だったので、内が少し荒れている可能性あり。

【予想】

◎　⑨ジャックドール

【強調材料】
昨年のこのレース5着は落鉄、天皇賞秋はハイレベルメンバーで展開が向かずに4着、香港は初海外で出遅れて7着と負けたレースは理由あり。
2000ｍで7勝とこの距離のスペシャリスト。
金鯱賞は前半59.3ー後半57.9のスローラップを逃げてレコード勝ち、今回も同じような展開が見込まれるメンバー構成。7勝中6勝がスローペースなので1000ｍ通過が59秒以上かかるような逃げなら馬券内の可能性は高くなる。ハイペースの札幌記念でも好位から勝っているので弱点は少ない。

【不安材料】
理由があるとは言え前走負け過ぎ、出遅れ

○　⑪スターズオンアース

【強調材料】

牝馬クラシックG1で2勝3着1回の世代代表馬。

秋華賞は出遅れて4角で少し挟まれながら上がり最速で0.1秒差の3着と強い内容。オークスは18番枠からの完勝で強い内容、と4歳牝馬のなかでは実力NO.1。

引き続きルメール騎乗。

【不安材料】
4歳牝馬が古馬や牡馬相手にいい成績を残せていない、靭帯炎の故障明け、古馬や牡馬初対戦、出遅れ。

▲　⑬ダノンザキッド

【強調材料】
中山は3連続大敗中で苦手。前走中山記念はさらにゲート内で暴れてレースにならなかったので度外視可能。
2走前の香港カップでジャックドール、パンサラッサ、レイパパレらG1級メンバーに先着の2着で見直せる。阪神コース（1.1.1.0）で得意。スローペースのほうが良績。
時計がかかる馬場は苦手なので上がり34秒前半が出ている今回は良さそう。

【不安材料】
ゲート試験は合格したが不安は残る、ムラ駆け傾向、奇数枠、北村友→横山和騎手にテン乗り替わり。

★　②マリアエレーナ

【強調材料】
4走前の小倉記念で人気のジェラルディーナに0.8秒差圧勝している。
前走の金鯱賞は直線で詰まりまくって最後まで持ったままの不利で8着、2走前の愛知杯は苦手の重馬場でさらに伸びない内を通って3着、天皇賞秋はハイレベルメンバーで2コーナーで不利を受けて7着、ここ3走は理由ありの敗戦で度外視可能。

【不安材料】
松山騎手→浜中騎手テン乗り替わり、重馬場、相手関係。

☆　⑥ヴェルトライゼンデ

【強調材料】
好位からレースができる、6番枠。

【不安材料】
ジャパンカップ3着だがメンバーが薄かった、パンチ不足。

☆　⑭ヒシイグアス

【強調材料】
中段ポジションから崩れないレースができる。G1で4走連続掲示板を確保。

【不安材料】
パンチ不足、前走の中山記念1着は漁夫の利、7歳。

☆　①ジェラルディーナ

【強調材料】
エリザベス女王杯1着、有馬記念3着、と実績十分。近10走中7回上がり最速。

【不安材料】
力のいる馬場や道悪が得意だが今回は良馬場、後方ポジション、Cデムーロ→岩田望騎手にテン乗り替わり。

☆　④ノースブリッジ

【強調材料】
偶数4番枠から逃げ先行できる展開利、岩田康騎手の内枠先行。

【不安材料】
相手強化、掛かる時がある。

【馬人の予想　結論】

G1は未勝利だが、レコードから中2週の反動がある中で落鉄したり、最強馬決定戦の超ハイレベルレースで自分のレースができなかったり、出遅れたりと運がなかっただけ。
今回は久しぶりにパンサラッサがいないので、自分のペースでレースを運べそう。
金鯱賞1.57.2のレコード馬場でも、札幌記念2.01.2の時計がかかる馬場でも勝っていて弱点は少ない。

軸馬候補が4頭ほどいたが、展開利があり弱点や不安点の少ないこの馬を軸馬とするべきだ。

8番人気、単勝24倍前後。

香港カップでハイレベルメンバーに先着しているのに8番人気予想。古馬G1でも0.2秒差が3回と実力十分。マイル実績馬も相性のいいレース。
中山コースや重馬場は苦手だが、今回は良馬場予報。ここまで人気が落ちるのは意外すぎるだろう。