2019年中山記念の無料競馬予想　軸馬と穴馬はコレだ！

今回の中山記念のポイント！

【傾向】
中山芝1800mは最初のコーナーまでが205ｍと短い、スタートしてすぐに上り坂の為ハイペースになりにくい。

過去10年の勝ち馬の上がりは33秒台が1頭、34秒台が5頭と速い上がりは重要ではない。過去10年では上がり最速馬は8頭も3着以内に入っている。

過去10年で4角5番手以内の馬が7回勝っている。外を回した追い込み馬が差し届かないケースも多い。

【枠順】枠は内外の差は少ない。

【展開】今回はマルターズアポジーの逃げ次第だが、それほど速くならないと思う。

【馬券】人気上位馬と下位馬の実力差は高く大きく、荒れる要素は少ない。

【馬場状態】開幕週で昨年よりも良い馬場状態。

【予想】

◎　⑦ステルヴィオ

【強調材料】
ここ2走はスタートも良く、好位～中段で競馬ができている
前走でペルシアンナイト、アルアインに勝ち、休み明けの前々走でキセキに先着と古馬の1戦級にも勝てる実力あり
小頭数は良い、上がり最速候補、道悪も問題なさそう
中段から上がり33秒台の脚を使えるので、どんなペースにも対応できそう
1800ｍは(2.1.0.0)と得意、中山1800ｍスプリングSでも必勝パターンのエポカドーロを差し切り

【不安材料】
ルメール、ビュイック→丸山騎手に乗り替わり
後方ポジションからスローの展開で差し届かない可能性

○　⑩スワーヴリチャード

【強調材料】
引き続きデムーロが騎乗。
安田記念や金鯱賞のような先行もできる。
戦ってきた相手はG1級の最上位メンバーたち

【不安材料】
休み明けの天皇賞秋は1番人気だったが10着惨敗、ジャパンカップは3着だが0.9秒差
出遅れ、右回りの小回りコース
道悪は苦手かも

▲　⑨エポカドーロ

【強調材料】
引き続き戸崎が騎乗
ここ2走はふがいない成績だが、前々走は落馬寸前の出遅れ、前走は包まれ動けずに苦手な瞬発力勝負、と敗因はハッキリしている
上がりが速くならない中山コースは得意で（1.1.0.0）、皐月賞も勝っている
今回はマルターズアポジー単騎逃げの離れた2番手、という皐月賞を勝った時の得意パターンになるかも

道悪も得意

【不安材料】
瞬発力勝負。自分から動けない展開。出遅れ。

△　⑤ディアドラ

【強調材料】
上がり最速候補
引き続きルメールが騎乗
1800～2000ｍは（6.1.1.0）と得意の距離
ルメールが騎乗時（3.1.1.0）と相性が良い

【不安材料】
次走ドバイ遠征、昨年のドバイ前は京都記念で6着
後方のポジションで届かない
ムラ駆けぎみ

★　③ラッキーライラック

【強調材料】
北村友→主戦の石橋騎手に戻る
この馬の実績で53キロは有利、好位から33秒台の上がりが使える

人気急落でオッズ的に魅力的

【不安材料】
中山コース初、1800ｍ初、古馬との対戦初、牡馬との対戦初、と初物づくし。
秋華賞が負け過ぎ

★　②マルターズアポジー

【強調材料】
柴田→乗りなれた武士沢騎手
単騎逃げができるメンバー構成、昨年の3着馬。

【不安材料】
近走の成績は衰えしか感じない
上位馬との実力差は大きい

【馬人の予想　結論】

毎日王冠では休み明けでも上がり最速の2着、マイルチャンピオンシップでは古馬1線級相手に1着、1800ｍまでなら最上位クラスの実力。
後ろから差すイメージだったが、ここ2走はいいスタートから中段で競馬ができているので安定感が出てきた。
末脚は世代屈指の切れがあり、スローの瞬発力勝負も得意。懸念材料は丸山騎手だが、小頭数のレースは実力が出やすいし、中段から競馬ができれば大きな問題はなさそう。

未対戦の馬が多く5頭のG1馬の実力差は分かりずらいが、古馬G1を勝っていて中段から33秒台の脚を使えるこの馬を軸とする。

7番人気、単勝40倍前後。

人気上位ばとの実力差は大きいが、その分無警戒になる。
単騎の離し逃げで4コーナーでも差が詰まっていなければ、直線の短い中山コースなら馬券内に残れる可能性もある。

可能性は低いが、人気上位6頭が全て1ケタオッズなのでこの馬しか穴馬として推奨できない。