2019年弥生賞の無料競馬予想 軸馬と穴馬はコレだ!

競馬予想

今回の弥生賞のポイント!

【傾向】
中山芝2000mは最初のコーナーまでが405mと長い、スタートしてすぐに上り坂の為ハイペースになりにくい。

過去10年の勝ち馬の上がりは33秒台が1頭、34秒台が3頭、35秒台が5頭と速い上がりは重要ではない。過去10年では上がり最速馬は6頭が3着以内に入っている。

過去10年で4角5番手以内の馬が8回勝っている。外を回した追い込み馬が差し届かないケースも多い。

【枠順】枠は内外の差は少ない。

【展開】逃げ馬不在、小頭数、トライアルレースなので、それほど速くならない。

【馬券】人気上位馬と下位馬の実力差は大きく、荒れる要素は少ない。

【馬場状態】例年よりも良い馬場状態で速いタイムも出る、33秒台の上がりも出ている。

 

・先行馬に注意が必要なレース
・逃げ先行馬が少ないが、小頭数なので早めに動ける馬は追い込みでも馬券内可能。
・小回りコースらしく、4角5番手以内の馬が8回も勝っている

【予想】

◎ ①ラストドラフト

【強調材料】
デビューから2連勝中で負けなし、引き続きルメール騎乗
前走の京成杯で重賞勝ち、レコードの葉牡丹賞の1.2着馬に完勝、タイム2.01.2で上がり35.3は2週前の同コースのホープフルSの2.01.6上がり35.3よりも良い。
新馬戦はスローの中段から33.1の上がりで勝っていて、2着のヒシイグアスはその後2連勝
新馬戦のように中段から上がり33秒台の脚を使え、前走のように4角先頭から押し切る競馬もできる。

母は桜花賞馬で良血

【不安材料】
2戦のみの経験不足
他馬との力差不明

 

○ ②ニシノデイジー

【強調材料】
5レース全てで上がり3Fが1位か2位で末脚確実
中段から内をついての競馬ができる、馬ごみも大丈夫。
重賞2勝、G1で3着は実績最上位。

【不安材料】
騎手の手腕
ポジションが後ろになることもある
全てのレースが僅差で実力差は大きくないかも

 

▲ ③カントル

【強調材料】
ポジション自在、好位から競馬ができる
唯一のノーザンファーム馬、戸崎→デムーロに乗り替わり
簡単に止まらず、前々からの競馬ができれば強い
昨年のダービー馬ワグネリアンの全弟で良血

【不安材料】
エンジンのかかりが遅く、小回り向きではないかも

今まで戦ってきたメンバーが弱い、前走のセントポーリア賞は1.48.2で上がり33.3だが同じコースの共同通信杯は1.46.8で上がり32.9。

 

 ⑧ブレイキングドーン

【強調材料】
稍重の新馬戦でホープフルS2着のアドマイヤジャスタに3馬身差の完勝、道悪になればさらに上昇
前走は5着だが京都競馬場では強い競馬をしており、今の速い時計が出る馬場状態なら見直せる
好位から競馬もできる

【不安材料】
ホープフルはいいポジションから5着で力負けと感じる内容
中山が向いていない可能性あり

 

 ④サトノラディウス

【強調材料】
レコード決着の葉牡丹賞3着
先行できる

【不安材料】
前走は勝ったがメンバーは弱い

 

★ ⑥ヴァンケドミンゴ

【強調材料】
前走は消極的な騎乗で、中段で揉まれたことと骨膜炎が敗因か
新馬戦では京成杯2着のランフォザローゼスから0.3秒差、サトノジェネシスとはハナ差、その後サトノは連勝でゆりかもめ賞を完勝

浜中→ミナリク騎手へ乗り替わりで、前目で競馬ができるかも。昨年の皐月賞2着のサンリヴァルの全弟で良血馬。

【不安材料】
1勝馬、重賞初挑戦、
スムーズな競馬ができなければ惨敗も

 

・未対戦の馬が多く実力差が分かりにくいが、先行できる実力馬に注意
・4コーナーの位置取りで順位が変わりそうなレース

【馬人の予想 結論】

軸馬 ①ラストドラフト

前走の京成杯のタイム2.01.2で上がり35.3は、2週前の同コースのホープフルSの2.01.6上がり35.3よりも良い。京成杯とホープフルの数字が逆転する現象はこの5年で1度もなく、この馬の実力がこの世代最上位のサートゥルナーリアに匹敵する可能性がある。
実績は○ニシノデイジーが上だが、東スポ杯5着のダノンラスターがニシノと0.2秒差で、京成杯でダノンラスターはラストドラフトに1.0秒差。さらにニシノのホープフルSは2.01.9で、ラストドラフトの京成杯は2.01.2なので逆転できると判断する。
中段からも好位からも競馬ができ、33秒台の上がり勝負も前々からの粘りこみもできる自在性にも安定感を感じる。

未対戦の馬が多く、2戦しか走っていないので他馬との実力差は分かりずらいが、この時期の実績はさほど重要ではないので、時計面や展開面や騎手面で安定感のあるこの馬を軸とする。

穴馬 ⑥ヴァンケドミンゴ

8番人気、単勝50倍前後。

実績は全然ない1勝馬だが、現オープン馬たちとそれほど差のない競馬をしてきている。京成杯2着の良血馬ランフォザローゼスとは2戦とも0.3秒差で崩れも少ない。
小頭数で揉まれる心配が少なく、ミナリク騎手がスムーズに先行させれば、直線の短い中山コースで馬券内に残る可能性がある。

ゆりかもめ賞を3馬身差で完勝のサトノジェネシスと新馬戦でハナ差の競馬をしたように、スムーズな競馬ができれば人気差ほど力の差は大きくないかもしれない。

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